うちゅうブルーイングのバレルエイジ棟に(出資して)凸してみた
2023年3月20日
こんにちは!【ビアマップスコラム】では、中の人が気になった巷のビアスポットや良いビールとの出会いをテーマに書いていきます。今回は大人気のうちゅうブルーイングの「長期樽熟成ビールを楽しんでもらおうプロジェクト
」クラファン企画に初参戦!選んだ出資メニューのリターンで「バレルエイジ棟ツアー」に参加してきたので、その模様をレポートします。詳しくレビューするため、画像たくさんでお届けします!!

ということで、やってきました北斗市!
ブルワリーから近い「高根クラインガルテン」の駐車場に出資者たちが集合して、ついにうちゅうの本拠地へ‼
うーん、SNSやWebで何度も見たことある(笑)いまやクラフトビール界隈では有名すぎるブルワリーの1つですね。
シャッターだけの写真撮っちゃったり。
外にあったこれ、後で聞いたのですが、サステナブルワリーとしてのプライドとこだわりで導入したという、廃棄のモルト粕の再利用を促進できる機械らしく、1,000万円以上するらしい・・・すご。
さて、いよいよバレルエイジ棟へ!
おーすごい数!アメリカから取り寄せたという白ワインやバーボンの年季の入った樽たち。
ここで隊長とRumikoさんが登場し、ツアースタート。
楽しそうに語る隊長。「湿度が大事!」「1~3年は寝かす!」
ちょっと専門的なお話ながら、貴重でもあり目からウロコ。
こちらは新品のアメリカ製木樽熟成用タンク「FOEDER CRAFTERS(1,500ℓ)」。
ミックスカルチャー系のビールやサワーなどの生産能力が格段に上がるという特殊設備。
樫でできているようで、先述の樽とはまた違うビールを追求できるそう。

そして、ここからいよいよ"Cool Ship(クールシップ)”専用部屋を見に行くことに。
2階に見えるこの箱のことか。
上から見たバレルエイジ棟の全景。
そして・・・
なんだか神々しい・・・これが自慢のCool Shipか!
窓からはうっすら富士山も望めるので、それもまた雰囲気を後押ししている。  
この麦汁冷却槽にビールを寝かし、風に乗ってきた酵母でワイルドエールを醸成するという。
自然の力でそんなことができるなんて・・・隊長のプレゼン熱量はこの時が一番高かった(笑)
かなりマニアックな話ではあるが、読めない分からない天然酵母の奥深さ、その土地でしかできない味を追求するロマン、これもまたビールの世界の魅力ですね。

ひとまずバレルエイジ棟をひと通りご案内してもらったら、せっかくなので、と醸造所の方も見学させてもらえた。見てみたかったので嬉しい!5年前の創業期は発酵タンク1,000ℓ×5基だったはずなのですが、想像以上の規模感に急成長。さすが国内トップクラスの人気ブルワリー。
ここでも隊長節全開!特にうちゅうビールの最新シリーズ「LIMIT BREAK」の裏話が面白かった。
通常1ℓあたり12gで十分すぎる量と言われるホップを、そもそもうちゅうでは大体1ℓあたり24gを使用しておりやりすぎとも言われる中、それらを完全超越(リミットブレイク)したらどうなる⁉という挑戦をしていると(笑)
例えばこの大きな発酵タンクが3,000ℓらしいのですが、なんとホップを200g投じる計画らしい。

ホップは約10倍に膨れることを考えると、7~8割がほぼホップという計算になってしまうということで・・・だからあんな爆裂ホップ汁なのか、理由が分かった気がします。
WILD GOOSE社の巨大なカンニングマシンにも驚き!ここでのこぼれ話も拾っておきます。
ビールの劣化の主な原因は「酸素」、そこでうちゅうのこだわりは缶内の"溶存酸素"やヘッドスペースの酸素濃度を究極に減らす努力を怠らないこと。酸素の単位をメモしそびれましたが、大手ビールが残った残存酸素量150に対し、うちゅうは50以下を基準にしていると・・・そこまでやるとはうちゅう缶恐るべし。尚、酸素量が多いと「香りとアロマの劣化」「色の変化(黄土色)」が避けられないという。『美しい色のビールで写真映えさせたいから』と冗談交じりに語る隊長だったが、何だか凄みを感じました。
噂の国内唯一の"デカンタ遠心分離機”も拝めました。メカニック!
いやー濃密すぎる1時間でした。最後は隊長とRumikoさんを囲んでみんなでフォトセッション。
お土産ビールを手に道の駅こぶちざわのTaproomへ向かうことに。見上げた空が幻想的。
今回はツアー参加者限定で1時間Taproom貸切イベントということで、ブルワリーツアーの余韻と共にうちゅうビールを堪能しました。
以前訪問した時はなかった白黒ロゴ入りのプラカップ!
待ち焦がれた乾杯!
「LIMIT BREAK CITRA #2(950円/300ml」
たしかに爆発的なホップホップジュース‼

あっという間の1時間、そろそろホテルへ帰るか~と。
・・・はい、歩いて10秒。
今回はTaproomの目の前「スパティオ小淵沢」を計画的に予約していました。
うちゅうTaproom目的の旅ならここ一択!
部屋が広く快適。そしてホテル直結の「延命の湯」は露天&サウナ付きでなかなか最高でした。
今回もまた新たなビール体験となりました。
ありがとう、うちゅう。    
- TDH Thank You DIPA

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