ヘイジー!?スムージー?!最新の流行ビアスタイルを振り返り!
2023年7月28日
こんにちは!中の人です。
最高気温が36度…夏の本番をなめていました…

「夏って案外大したことないな」と思っていた数週間前の自分に喝を入れに行きたいです(笑)

さて、初夏にかけて増えていたビアイベントも開催がかなり減るこの猛暑の時期ということで、今回は最近続いていたイベントレポートは一休みして、原点に立ち返ってみたいと思います。題して「ヘイジー!?スムージー?!最新の流行ビアスタイルを振り返り!」
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全世界には100種類以上も存在するビアスタイル。


例えば、国内の大手ビール会社の販売するビールの大半は「ピルスナー」というスタイルです。

100以上のスタイルもあるとはいえ、実は現在全世界で消費されているビールのほとんどはこのピルスナー。


どうしてもよく飲まれているスタイルとそうでないスタイルができてしまいます。

クラフトビール界ではどのスタイルが主流なのか、皆さんわかりますか?

そう、インディアペールエール。略して「IPA」


クラフトビールを飲まれたことがある方の多くはIPAという3文字を見たことがあると思います。


元来は通常よりホップがたくさん入っており、香り高くて苦いのが特徴のビアスタイルです。
IPAがクラフトビール界で一番人気なのは間違いないのですが、実はIPAの中にも○○IPAとさらに細かく分類があります。



例えば...
アメリカのホップを使った「アメリカンIPA」、イギリスのホップを使った「イングリッシュIPA」、キレッキレにした「ブリュットIPA」などなど、たくさんあります。

その中でも自他ともに認める一番人気がそう、「ヘイジーIPA」です。


ヘイジーとは英語で濁っているという意味。その名の通り濁っているIPA。
ヘイジーIPAが登場する前のIPAとの違いは苦みが少なく、香りはトロピカルフルーツ、そして濁っている点。   
ホップジュースのような味わいはビール初心者を含め多くの人を魅了しています。



日本での代表的な銘柄は伊勢角屋麦酒の「ねこにひき」やY.Marketの「ルプリンネクター」。


海外ではRevisionの「Social
Fermentation」やIndustrial Artsの「Wrench」などが有名です。
   
このヘイジーIPAにバニラや乳糖を入れた「ミルクシェイクIPA」や、果物を入れた「フルーツヘイジーIPA」などの派生形も存在するので、ぜひいろいろなヘイジーIPAに挑戦してみてくださいね!
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次に紹介するスタイルはここ数年の最新流行!
その名も「スムージーエール」!

皆さんがいま想像した通り、名前の通りスムージーのようなビールです。
主にフルーツピューレが大量に使われており、見た目だけでなく味わいもまるでスムージー。
ただ、大量の副原料を使うことから製造も難しく、価格も高くなってしまうことから上記のヘイジーIPAに比べるとなかなかお目にかかることは少ないかもしれません。
日本では熊本の天草ソナービールや山梨の宇宙ブルーイングのものが、比較的手に入りやすいので見つけた際は要チェックです!
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世の中には、知られざるビアスタイルがまだまだ存在します。
あなたもぜひお気に入りのスタイルを見つけてみてくださいね!
Good day everyone, 乾杯!!  
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