こんにちは!【ビアマップスコラム】では、中の人が気になった巷のビアスポットや良いビールとの出会いをテーマに書いていきます。
今回は和歌山県の有田川町にある実力派ブルワリー「NOMCRAFT BREWING」について取り上げてみたいと思います。

"消滅可能性都市"にリストアップされた有田川町ですが、全米一住みたい街と言われるアメリカ・ポートランドにならって「暮らして楽しい有田川町」を目指し、2016年に閉所を迎えた田殿保育所の跡地をリノベーションして設立された【THE LIVING ROOM】と共に、新たなカルチャーをつくろうと活動しています。
まずは 「NOMCRAFT BREWING」とは、以下HPから抜粋【「詳細はこちら」から公式HPをチェック】
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僕らは、この令和元年から和歌山県有田川町にて始動したクラフトビール醸造所です。世界中に楽しいNOM文化を届けたい!「NOMCRAFT」は、僕らがよく用い外国人も覚えやすい日本語としてよく用いる「飲む : nom」と「職人 : craft」を掛け合わせネーミングしました。
僕らの造るビールは、大好きなアメリカンスタイルのIPAやホッピーなものをベースに、ポートランドやシカゴ、オーストラリアなどで僕らが積んだ経験を活かしたものです。また、地元の農家やメイカーとはもちろん、日本、アメリカそして世界中とのブリュワーとも積極的にコラボレーションします。僕らは、様々なインスピレーションを柔軟に取り入れて個性あるCRAFT ものづくりに挑戦していきます!
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ということで、やってきました和歌山!到着したのがすでに夕方頃、和歌山ラーメンの登竜門「井出商店」の中華そばで腹ごしらえしたら、ローカル線の本数が限られるため即移動!


電車で南下して、いまひそかに注目される観光地マリーナシティへ移動して宿泊。そのエリアでは、まるでヨーロッパのような街並みを楽しめる観光スポットでおすすめです!

黒潮市場も活気があって楽しいのでぜひ行ってみてください。

さて午前中から精力的に活動して、いざ目的地有田川へ向かうぞ!と、まずマリーナシティエリアからバスで30分くらいかけてJR海南駅に移動します。

いかにも海南という名の景色。ここからブルワリーのある地域の最寄りの藤並駅を目指すのですが、
JRきのくに線なるローカルマジックで乗り継ぎハードルは高め。

1時間に1本レベルの直通電車か特急くろしおという救世主(約19~25分で到着)を乗り逃すと、54分かかる地獄ロードになるのでご注意を。ちなみに、タクシーの運ちゃんに「藤並行きたい!」とヒアリングしたら、30分&5,000円以上かかるということで回避しました・・・。
ということでなんとか到着、藤並駅。はじめまして有田川。
駅からはブルワリーまでは徒歩40分、該当のバスもなしということで、ほぼタクシー乗車一択です。
タクシーも呼ばないと基本待機していないので、送迎依頼してこの観光案内所で15~20分ほどひと休憩。


「THE LIVING ROOM」の看板とドリンク販売所にNOMCRAFTのビール発見!
さすが地域に根差しているなと。 余談ですが、和歌山県は"ぶどう山椒生産量日本一"らしく、おみやげに山椒佃煮を買ったら、これがビールやお酒に抜群の相性で、後日談としてもう1~2個買っておけばよかったとちょっと後悔しました。

さて、そんなこんなでようやく本丸「THE LIVINE ROOM」に辿り着いた。


NOMだけでなく、パン屋にまつ毛サロンと異色ラインナップが同居。

あ、なんか見覚えアリのイラスト。


保育所の跡地らしい雰囲気が伝わる廊下。この日はパン屋が開いておらず残念。
ここに宿泊施設(ゲストハウス:TADONO the bedroom)も入っています。

NOMCRAFT BOTTLE SHOPの外観。

はい、心から楽しみます。
併設しているTAPROOM「GOLDEN RIVER」へ。



いやー雰囲気いいですね~。

※ビールラインナップは訪問時のものですのでご了承ください。
定番から新作、コラボとこのラインナップはなかなか迷う・・・多様なビアスタイルですべて飲んでみたくなる樽生8Tap。NOMCRAFTのビールはアルコール度数5~6%くらいグビグビ飲めるIPAが多いイメージ。
そんな中、自分の感覚に従った開幕の一杯は、Dry Hopped Saison「終わらない物語」から。
連れはネーミングに惹かれたらしい「DOG DASH」。いずれも美しき黄金色!
この乾杯の瞬間を待ってました、Cheers!!

グラスがかわいい。"SHUT UP LIVER YOU’RE GOLD"


飲みはじめて気持ちが落ち着いたので、フードメニューも物色。
ラインナップが充実していて、名物ハンバーガーが気になったがお腹と相談して控えめチョイス。
「チキンウイング チリソース(3P 600円)」をビールペアリングの相手に。うまし。

そして、一番飲みたかったDip Hop IPA「OCTOPUS KING」
ニゴニゴ。華やかなホップ香にフルーティで苦味のバランスが最高!
1.5hほどゆったりチルな時間を過ごせたし、電車の時間を逆算するとそろそろ出ないとかな・・・という出発間際にヘッドブルワーのAdam氏と遭遇!ちょっと自己紹介してみたら本当か嘘か共通知人のおかげでご存知頂いていた(ちょっと光栄)
そんなこんなで短時間ながら会話が盛り上がって一緒に記念写真を撮ってもらい、オリジナルクージーまで頂いてしまった。

天狗にした。デザインがいい。思い出に花を添えてもらえました。
有田川と言えば、事前調査でもう1社ブルワリーがあってなんとか立ち寄れたのがこちら「ブルーウッドブルワリー」
なるほど"青木"屋酒店だからか(笑)


ゆるすぎるキャラがいた。

オーナーブルワーが留守ということで、店番していたやさしいおばちゃんがビールを注いでくれました。
ちょっと注ぎバランスの妙はご愛嬌ということで。手作り看板とパシャリ。
制限時間がいっぱいにつき一杯のみ、勢いよくそれでは失礼します!
駅までどうする?タクシーをつかまえる方が時間がかかるということで、教えてもらった近道「ポッポみち」なる長い直線をひたすら早歩きで10分強。ローカルマジックに掛かったら立往生なので必死(まあまあ険しい表情)

電車に飛び乗って、さらに南下。いざ白浜へGO!



最後になんとなくパンダ電車とパンダ駅の写真を置いておきます。
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おわりに・・・その夜。
NOMの余韻に浸るためホテルでもプシュ!っと、お土産ビールをいただきました。
「NOMCRAFT IPA」がおいしいから、自宅へ持って帰ろうと思っていたワンモアオクトパスしちゃって終了!


今回も新たなるビール体験、 Beerホッパーとしてまさに醍醐味を感じる旅となりました!
これはクラフトビールファンには必ず現地へ行って頂きたいですね。
それではまた。Good day everyone, 乾杯!!
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