ハードサイダーってなんそれ...?これを読めばきっと飲みたくなる!
2022年11月20日
こんにちは!中の人です。

アメリカで流行っている「ハードセルツァー」の紹介をしたのがもう3ヶ月前...そんな今回は「ハードサイダー」についてのお話を少ししようと思います。

そもそもハードサイダーって何?という方も多いと思うので、ちょっと深堀し説明をしていきますね。

「ハード」はアルコール入りという意味。その対義語はソフトドリンクの「ソフト」です。「サイダー」は北米では無濾過のリンゴジュースのこと。なのでその2つがくっついた「ハードサイダー」はリンゴのお酒を意味する単語です。
そう、リンゴのお酒といえば「シードル」を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか。実はシードル(cidre)はフランス語、サイダー(cider)は英語で両方ともリンゴのお酒を指す言葉です。

では、全く一緒の物なのかというとそうとも言えず...サイダーとシードルでは醸造テクニックやリンゴの品種など異なる点がいくつも見受けられます。ただこれ以上の細かい話は難しくなるので、飲む時に「これはシードルではなくサイダーって書いてあるからフランスではなくイギリスやアメリカから影響を受けているのかな」と思えるぐらいの理解で大丈夫です。

でも...そもそもなぜ...中の人がいきなりハードサイダーの話を始めたのか...実はこの度、長野県にあるハードサイダーメーカーを訪れてきたんです!

その名も「Son of the Smith Hard Cider」通称サノバスミス!
そう、先述の通り、彼らはイギリスやアメリカの影響を受けているためシードルではなく「ハードサイダー」と銘打っているんです。長野県で長く続く2軒のリンゴ農家がタッグを組み、2020年から自社工場でハードサイダー造りを開始。今では日本を代表するハードサイダーの造り手となっています。

実は今回の訪問、事前にリンゴの搾汁がちょうどあるとお聞きし見学させていだきました。ここからは写真多めでサイダー造りとこの時期の長野の恵みをみなさんに共有できればと思います!
↑搾汁を待つ小ぶりなイギリスのサイダー用品種「Porter's Perfection」

実はリンゴの品種は上記のような醸造用と生食用があり、フジなどの生食用をサイダーにするのはあまり向いていません。サイダー造りに向く品種は生食用に比べ酸味や渋みが強いのが特徴です。
↑こちらはアップルパイなどの製菓でよく使われる「紅玉」
↑加熱して食されることが多い大ぶりな青りんご「Bramley's Seedling」

今回紹介した品種以外にもいろいろな品種を使ってサイダーを作られているのですが、これもリンゴ農家だから成せる技‼どれも基本的には普段食べるリンゴよりは酸っぱいのですが「酸味」が好きな中の人にとってはどのリンゴもとっても美味しかったです。
↑搾汁前にリンゴを選別中

ちょうど雪が降りだす直前の長野はリンゴ以外にも美味しいものがたくさんで長野をたっぷり満喫させていただいた思い出深い旅となりました。
↑長野といえば!の新そば
↑とっても珍しい香茸と本しめじのピザとサノバスミス醸造家の”ハカセ”こと池内さん

いかがですか!長野に行って山の幸とサイダー飲みたくなりましたよね!?
サノバスミス&長野の方々お世話になりました!
※Son of the Smith Hard Cider については「詳しくはこちら」から

と、今回はこんなところで。
それではまた。Good day everyone, 乾杯!!

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