イベントが少ない冬こそ勉強にうってつけ⁉「ビールの資格」のお話
2023年1月15日
こんにちは、中の人です。


新型コロナウイルスに加えインフルエンザも猛威を振るっている2023年1月。皆様いかがお過ごしでしょうか。
中の人は友人と香川県は三豊市で年越しをしていました。

1月、2月はビール業界にとって一番のオフシーズン。ビアフェスなどのイベントもほとんど行われていない静かな時期です。
そんな今回はいつもとは趣向を変えて、「ビールの資格」についていくつかご紹介しようと思います。
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何か趣味ができるとついついその「資格」も欲しくなってしまうのが人の性。

日本酒だと利酒師、ワインだとソムリエなど誰もが知る有名なものから、テキーラマエストロのようなちょっとマニアックなものまでお酒界隈にもさまざまな資格が存在します。

もちろんビールの資格も多数存在し、その多くはビールを正しく知り、客観的評価ができるようになることを目的としたものです。

1. ビアテイスター&ビアジャッジ
日本で真っ先に名前があがるビール資格といえばこの2つでしょうか。
1994年発足の日本地ビール協会が提供するこの資格。

”「ビアテイスター」とは、「官能評価(テイスティング)によってビールの出来の良し悪しを客観的に鑑定し、その理由を理論的に説明できる人」に対して与えられる資格です。”(日本地ビール協会サイトより抜粋)



”「ビアジャッジ」は、ビアテイスターの上位資格にあたり、ビール審査会等において、ビールの審査をする知識と官能評価能力があると認められた方に与えられる資格です。”(日本地ビール協会サイトより抜粋)

どちらの資格も筆記試験と官能試験があり簡単な資格ではありませんが、本気でビールと向き合いたい方にはオススメです。その他にもビールと料理のマリアージュに関するビアコーディネーターという資格も提供されており、興味のある方はココより詳細を確認してみてください!


2. ビアジャッジ(英語版)
クラフトビールの本場といえば!のアメリカにもビアジャッジを認定している団体が存在します。

Beer Judge Certification Program(BJCP)という団体で、世界60か国以上に8550人のジャッジ(2023年1月時点、ビアジャッジ、ミードジャッジ、サイダージャッジを含む)を抱えています。ちなみに日本在住登録は6人です。

こちらは試験がすべて英語で官能試験も日本では行われていないので日本人が取得するのは容易ではありませんが、ココから資格や団体の詳しいことが知れるので興味のある方はぜひのぞいてみてください。
インディアナポリスの記事でも紹介したアメリカのビール審査会の様子


3. ビアジャーナリスト
日本ビアジャーナリスト協会が提供するこの資格はここまで紹介してきたものとは少し趣きが違い、ビールへの知識とそれを外に伝える能力がある人「ビアジャーナリスト」の育成を目的としています。

書くことがそもそも好きな人や、ビールの魅力をもっとたくさんの人に伝えたい!という人にはぴったりな資格だと思います。ウェブサイトでは ビアジャーナリストの方々が書いた記事もみれるのでぜひチェックしてみてください
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ビールの資格は今回紹介したもの以外にも、日本ビール検定(びあけん)ジャパンビアソムリエCicerone、 ベルギービール・プロフェッショナルなどなど様々なものが存在するので皆さんに合ったものをぜひ見つけてみてくださいね!

今回はここらへんで。
あ、そういえば中の人はこの前新たにビールの資格を手に入れました!(今日紹介した中の一つですがどれかは秘密...)

それではまた。Good day everyone, 乾杯!!  

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